【平成二十年二月】の定例法話会・テキスト
古代中国の権力者は『銀の箸』を使った
≪なぜ、日本は『偽(にせ)』の国に転落し、中国は『毒』の国へと突っ走るのか≫
昨年末の食品疑惑から、一年を表す文字に『偽(ぎ)』が選ばれた記憶も未だ消えぬうちに、今度は新年早々お隣の国、中国の毒入り餃子事件が家庭を襲ったのです。以前から中国の食品には残留農薬の ≪ほうれんそう≫事件があったのに、またしても中国産の『毒入り食品』が連日、新聞・テレビなどのマスコミを賑わしているのは、すでに皆さんもご承知のとおりですが、このまま解明が進まず、日中双方の責任の押し付け合いにでもなれば、今年の一年を表す一文字は『毒(どく)』になるかも知れません。
何しろ北朝鮮ほどではないにしろ、一党独裁で私達のような民主国家とは違い、情報開示のそれほどオープンとは言い難いお国柄だけに、真実が有りのままの姿で発表される可能性は、かなり低いのではないかと考えざるを得ないと云う心配もあるでしょう。
そんな心配をしている時、今回の毒入り餃子事件に、妙に符号するコラムが、二月一日の読売新聞の ≪編集手帳≫に次のように書かれていましたので原文のまま紹介してみますと(引)「『以前、京都を旅した折、古今のめずらしい箸を集めた資料館を訪ねたことがある。その中に中国のものという銀製の箸もあった。いわゆる“毒味箸”である。
◆ヒ素などと反応して瞬時に変色することから、古く中国では毒殺を恐れる権力者が銀の箸を用いたとは聞いていたが、実物を初めてみた。食卓という心くつろぐ場所でも警戒心を解くことのできない身分に、同情したおぼえがある
◆いまはもう、昔の権力者を気の毒がる心境にない。農薬の混入した中国製の冷凍ギョーザを食べ、千葉、兵庫両県で3家族10人が中毒を起こした。5歳の女児は一時、意識不明に陥っている。消費者は「メード・イン・チャイナ」専用の毒味箸がほしいだろう
◆安いからと、命と引き換えに買う消費者はいない。問題の冷凍ギョーザを製造した企業に限らず、食の安全に無頓着でいればいずれ、中国製は日本の食卓から消えるだろう
◆昨年末に最初の被害が出てから、公表まで一ヶ月が過ぎている。銀の箸が瞬時に変色するように、行政の担当者も一報に顔色を変えて対処したかどうか、どうか。その検証も要る
◆いまの世の毒味箸は、人の目をおいてほかにない。製造する者、輸入する者、販売する者、それぞれが品質に凝らす目と、行政が異変に凝らす目と、二本の視線がそろってこその箸一膳である。』」となりますが、皆さんはどう受けとめられますか…?しかし、その後も続々と新事実が明らかになり、ついには中国高官がうっかり口を滑らせた日本陰謀説から、日中友好反対派による食品テロ説まで諸説フンプンとする中で、いまだ解決の糸口さえ掴めぬなか、中国は ≪国慶節≫の長期休暇に突入し、これで当分真実は闇の中と云うことになりかねない恐れが出てきました。
ところで、このような国で世界中から大勢のアスリートが参加するオリンピックなど開いても大丈夫なのでしょうか、と云うのもこのような状態で果たして選手たちの食や健康上の安全は守られるのかと云う心配と共に、特に気になるのは参加選手たちのコンディション維持を万全な体制で守られるのか、と言うことです。
と云うのも、2月1日付の読売新聞の連載記事 ≪中国疾走≫の『五輪の陰でB』に書かれている内容が気になったので皆さんにも読んでもらおうと一部を転載します。
(引)「『北京五輪まであと半年。この時期における中毒事件は、中国のホスト国としての信用を著しく落とす。素早い対応は、強い危機感の表れにほかならなかった。
昨年、中国は「食の安全」問題で悪夢に見舞われた。中国産ペットフードによる犬や猫の大量死、練り歯磨きへの有害物質混入などは世界に大々的に伝えられ、「メード・イン・チャイナ」の信用は失墜した。9月には、胡錦涛(こきんとう)国家主席がシドニーで、「国際世論の中に、中国の食の安全に対する疑問がある」と認めざるを得なかった。中国は「食の安全」確保を、「国家のイメージと威信、さらに社会の安定を守るための重要政策(中国筋)と位置づけ、検査・規制強化など手を打ってきたはずだった。それにもかかわらず、問題はまた起きた。」・・・中略・・・。北京の共産党関係者は、次のように話す。 (引)「≪農薬まみれの野菜を作って、自分では食べないとうそぶく農民がいる。肉や加工食品に平然と有害物質を使う業者もいる。中国では人の命が軽い。それは経済成長しても変わっていない≫」・・・日中関係筋は「品質・安全は、今も外国企業側が重要な責任を負わざるを得ない。その意味で、今回の事件は、中国の工場側だけの問題ではでない 」と言う。・・・中略・・・「低コスト」神話がすでに揺らぎつつある中、安全面での信用失墜が重なれば、外貨・輸出に依存してきた中国経済にとって、重大な打撃となる。
「安全な食品」のコストが高くつくのは、中国でも常識になりつつある。余裕のある市民は、市場ではなく、高くても安全な食品を売るスーパーマーケットを選ぶ。食の安全のためなら、「いくら出してもいい」という富裕層も増えている。ギョーザ事件は、そんな中で起きた。中国では有機リン系農薬「メタミドホス」が原因とみられる集団中毒は珍しい話ではない。政府は2007年1月からメタミドホスなどの毒性の強い農薬を農業に使用することを禁じたが、メタミドホス絡みの事件は後を絶たない。
メタミドホスは、中国では農村を中心に今も広く出回っているようだ。これが共産党の一党独裁で党幹部に対するワイロが公然と横行する現実で、これは仏教的な言い方をすれば、(むさぼり・いかり・おろか)の貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)に次ぐ、地獄(じごく)・餓鬼(がき)・畜生(ちくしょう)・修羅(しゅら)の『三悪道(さんあくどう)・四悪趣(よんあくしゅ)』の国へと傾斜して行かなければ良いのですが。
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