【平成十九年八月】の定例法話会・テキスト
参院選『足を引っぱる』身内の阿呆(あほう)。
≪自民党の敗因は、サッカーで言えば『オウンゴール』と同じ自滅現象だった≫
今回の参院選の自民党惨敗について、朝日新聞の『天声人語』は、次のようにいう。
(引)「『どうっと吹いた風が、自民党という森の木々をなぎ倒していった。累々たる倒木。聞こえてくるのは、首相や閣僚たちへの恨み節だ。「一票」が猛威をふるった7月の言葉から
▲東京で3選をめざした自民の保坂三蔵氏は、あえなく6位に沈んだ。 ≪年金問題、政治とカネ、閣僚の失言など暴風のなか、演説の大半をおわびや経過報告に割かれた≫。本論で勝負できなかった、と悔しさをにじませる。▲農村でも逆風が吹いた。新顔が大敗した山形で、運動中に応援に歩いた衆院議員は、支持者の突き上げを食った。「大臣の失言、なんだべ」「松岡(農水相)の後は、ばんそうこう張った男か。安部さんには学習してもらわねぇと」▲落選したほかの陣営も悲鳴を上げた。「年金だけならいいが、余計なものがどんどん出てくる」(青森)。「オウンゴールが4点ぐらいだ」(千葉)。そして、足を引っ張った代表格の赤城農水相は、選挙翌日「・・・」。終始無言で登庁した。』」・・と、
その赤木農水相は、八月一日安部首相から首相官邸に呼び出され、事実上更迭され、その場で辞表を書いたと云う。ところが、これで問題が一つ片付いたと云うわけにはいかないのです。それは、あくまでも一時的な気休めで、次の火種は国内の問題が片付かぬうちに、米国の議会で、新たな問題が起きたのです。まさに安部内閣にとっては『内憂外患(国内の心配事と国際上の心配事・広辞苑)』であり、実質的には八方塞がりの状態というべきでしょう。しかし、それでも安部内閣はかたくなに続投するという。
そこで、八月一日の産經コラム ≪産經抄≫が、次のような鋭く急所を突いた文章を書いていましたので、参考のため全文を転載させていただきますと、次のとおりです。
(引)「『くだらない人間が根も葉もないことをあれこれ騒ぎ立てても放っておくのが大人の対応というものである。ムキになって青筋立てて反論しては相手の思うツボだ。というのは百も承知の上でだが、米議会はなぜかかくも愚かな選択をしたのだろう
▲日本時間のきのう(7/31)、米下院本会議で採択された慰安婦決議は ≪性的奴隷≫といったまがまがしい単語がちりばめられ、理性のかけらもない。第一、何を証拠に ≪二十世紀最大の人身売買』と断定しているのか、さっぱりわからない。北朝鮮お得意の、半日プロパガンダ(宣伝)とうり二つだ
▲その一方で、下院外交委員会は、アジア太平洋地域の安定や、テロとの戦いでの役割に謝意を示す決議を採択したそうだが、お為ごかし(表面は相手のためになるように見せかけて、実は自分の利益を計ること・・広辞苑・・)とはまさにこのことだ。同盟国の先祖の顔に泥を塗ったうえで、握手しようというのだから、厚顔ぶりにあきれてしまう
▲これまで小欄は、読者の皆さんから「対米追従が過ぎるのではないか」といったおしかりの手紙やメールを多数いただきながらも、国益のためには、イラクなどで米国が展開しているテロとの戦いに日本も全面協力しなければならない、と繰り返してきた。だが、それも日米の信頼関係があってのことである。
▲折しもテロ対策特別措置法の期限切れが迫っている。参院選で大勝利した民主党の小沢一郎代表は、延長に反対の方針を明確にした。臨時国会の状況次第では、インド洋で米英艦艇を支援してきた自衛隊は撤収に追い込まれかねない
▲慰安婦決議をきっかけに日本でも反米感情が高まれば、アジアの平和と安定を支えてきた日米同盟は風前のともしびとなる。それを喜ぶのはいったい誰が。米議会人は胸に手をあてて反省すべきだろう。』」と書かれているものの、問題はその裏にある魑魅魍魎(ちみもうりょう・山の怪物や川の怪物。さまざまのばけもの・・広辞苑)の集まりのような米国得意のロビー活動であり、その場その場で神出鬼没のごとくうごめく、米国を始めとする各国の圧力団体の代理人であるロビースト達なのです。
ところで、今回引用した「産經抄」の中にも取り上げられ、「米下院本会議」で採択された『慰安婦問題』を主導したのは、何と日系三世のマイク・ホンダ議員だったのです。
そこで、なぜそのマイク・ホンダ議員が、自らの出身ルーツでもある祖国日本の先祖達の顔に泥を塗り、後足で砂までかけるような行動をしてまで、この議案を通そうとしたのか、我々の疑問を解明するため、裏切られた多くの日本人の為に、すべての人が納得できるよう、その背景を彼の選挙区の裏事情にまで踏み込んで調べてみました。
するとどうでしょう、そもそも彼が主導した『慰安婦問題』とは、1993年の「河野談話(宮沢内閣時代の官房長官だった河野洋平が、軍の関与を認め謝罪した談話のこと)」をひきずっていることが問題だと言われていますが、これを根拠に米国議会はほとぼりが冷めた頃になると、米下院議会で繰り返し取り上げられ、そして今年の一月、日系三世のホンダ議員によって、実に4回目の決議案が提出され、ついに可決されたのです。
それでは、なぜ、このホンダ議員は祖国日本を裏切り、自分の祖先や祖国が不利になるようなことを、かくも一生懸命にやるのかを、産経新聞のワシントン駐在編集特別委員の古森義久氏の取材記事をもとに調べてみました。
すると、彼ホンダ・マイク議員は、中国や韓国の手先にならざるを得ない理由があったのです。その理由とは彼の選挙区にあって、このホンダ議員の選挙区は、カリフォルニア州15選挙区で、この選挙区は中国系やコリアン系の住民が多い地域で、反日感情の強い場所として知られていて、彼は1999年に日本の戦争犯罪について誰でも在米日本企業を提訴出切ると云う『ハイデン法』即ち≪カリフォルニア州法≫の制定を進めた議員でもあったのです。しかも『慰安婦問題』は、引退した民主党のレイン・エバンス議員の主張を引き継いだ形になっていますが、日系三世のホンダ議員が『反日』や『日本叩き』の代弁者であることに間違いはない。と、米議会関係者も証言しているそうで、加えてカリフォルニアに本部を置く1994年に設立した在米中国系団体≪抗日連合会≫と云う世界規模の華僑、中国系住民の団体が、歴史問題で日本一を一貫して非難し、しかもランスト外交委員長に対して『慰安婦問題』に激しい圧力をかけ、採決の動きをしなければ次回の選挙で別の対抗馬を立てると云う「政治的脅し」まであったと云うのです。
しかも、脅しはそれだけではありませんでした。その内容は『選挙区の33%がアジア系住民で占められているランスト氏が、我々と意思の疎通ができないなら、新しい議員の選出を考える』として、アジア系米国人女性の対抗馬擁立を匂わせたと云うのです。
「これは、先般我が国の郵政民営化に反対する候補者に刺客を送った選挙と同じです。」
何れにしても、政治の世界と云うものは、洋の東西を問わず、どこも同じような事が行われているものだと云うことを認識し、肝に銘じておかなくてはならないでしょう。
さらに前出の古森氏の調査によれば「反抗日連合会」はホンダ議員との連携が緊密で、政治献金も集中的に実施されてきたという。まさに、アメリカ国内における『反日ロビイスト』達と手を組んでいた事は、自らの先祖を裏切る卑劣な行為と言えるでしょう。
ところで、この決議案には≪慰安婦制度は日本政府による軍用の強制的な売春で、20世紀最大の人身売買の一つ・・・日本政府は日本軍が女性を性的奴隷にしたり、人身売買に加担したことはないという主張の誤りをただすべきだ・・・≫などの文面が並ぶ。日本政府や外務省はこれに対して『先に述べた≪河野談話≫』のために、ただ沈黙を続けなければならないのでしょうか。このように中国は表と裏の巧妙な手段で日本叩きをしているのです。我が国もそろそろ中国に対する性善説を改め、食品問題にも見るように性悪説に近い意識を持ちつつ、経済主導の共存共栄を計るべき時が来ているようにいます。
そこで先程取り上げた米国議会を取り巻く『ロイビスト達』とは(広辞苑によると・・・(引)「圧力団体の代理人として、政党や議員や官僚、さらには世論に働きかけて、その団体に有利な政治的決定を行わせようとする者」)と云うことで、その陰謀は右手で握手し左手で相手を殴るようなもので、これを喜ぶのは、中国や韓国や北朝鮮だけだと言っても良いでしょう。それにしても、日系三世の米国人の中には、我々日本人から見れば、許しがたい「マイク・ホンダ議員」のような輩ばかりでは無かったことが、せめてもの救いです。
それは、おなじ日系三世のスティーブン・オカザキ監督のドキュメンタリー映画『ヒロシマナガサキ』が、米国の大手ケーブルテレビ会社で堂々と放映されたことです。
ところで、今月は今から六十二年前の八月六日の午前八時十五分に、人類初の原子爆弾が広島に投下され、つづく九日には長崎にも投下された暑い夏がまたやってきました。
この悲惨な状況を綴った詩集『原爆詩一八一人集(コールサック社刊)』の、後書きに返ると云う部分に書かれている≪解説1.ヒロシマが告げるもの(石川逸子氏)≫の文章の中から、その一部を読んでみますと、次のような驚くべき記述がありました。それは(引)「『一瞬にしてむごたらしく変容した街で、人々が悶え苦しんでいるとき、ポツダム会談を終えて帰国途上にあった米・トルーマン大統領は、巡洋艦上で高らかに声明している。
≪これは原子爆弾である。原爆は宇宙の根源的な力を応用したものである。極東の戦争責任者たる日本に対して、太陽の原動力ともなっている力が放出されたのである。七月二十六日、ポツダムで最後通告が発せられたのは、日本国民を破滅から救わんがためであった。日本側首脳はただちに拒否した。この期におよんでもなお、当方の要求を拒絶するにおいては、有史以来最大の破壊威力を持つ爆弾の雨がひきつづき彼らの頭上に降りそそぐことになるだろう・・・≫」と、言いながら、裏ではそれ以前のヤルタ会談(第二次世界大戦末期の1945年2月に、ポツダム宣言に先立ち米・英・ソの3国の最高責任指導者ルーズベルト、チャーチル、スターリンがヤルタで行った密談)で、スターリンに北方領土を餌に対日参戦を求めたものの、原爆投下で日本を降伏させれば、ソ連を牽制しながら、アジアを一手に牛耳れるし、かつ原爆の効果も実験できる、トルーマンにとってはまさに一石二鳥だったのだろう。しかも今もって米政府は、原爆投下は正義だったとの姿勢を変えていない。』と、トルーマンの狡猾な詭弁に怒りをもって書いています。
そして、今、ここに先ほどの一冊の詩集があります。これこそ先祖を裏切った卑劣な米下院のマイク・ホンダ議員と、愚かな久間前防衛大臣の鼻先に突き付けてでも読ませたい詩集です。それは『原爆詩一八一人集』の中の(引)「『生ましめん哉(かな)≪原子爆弾秘話≫」』です。
(引)「
☆・・・こわれたビルディングの地下室の夜であった。
原子爆弾の負傷者達は/くらいローソク一本ない地下室を/うずめていっぱいだった。生ぐさい血の臭い/死臭/汗くさい人いきれ/うめき声。
その中から不思議な声がきこえて来た。「赤ん坊が生まれる」と云うのだ。
この地獄の底のような地下室で今、若い女が産気づいているのだ。
マッチ一本ないくらがりの中でどうしたらいいのだろう。人々は自分の痛みを忘れて気づかった。と、「私が産婆です。私が生ませましょう」と云ったのは、さっきまでうめいていた重傷者だ。かくてくらがりの地獄の底で新しい生命は生まれた。
かくてあかつきを待たず産婆は血まみれのまま死んだ。
うましめん哉(かな)/うましめん哉(かな)/己が命捨つとも・・・☆
(彼女は最後に、自分の命と引替えに、神に代わって崇高な仕事をなしとげたのです)」
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