中国障害者芸術団~千手観音~

更新日:2007/11/12

中国障害者芸術団の公演を観に行ってきました。
テレビ番組「月夜」で初めて「千手観音」を知り、
今回のジャパンツアーを観に行ったのですが、
「千手観音」はもちろん、団員の方々による各演目に、
涙、涙の2時間でした。(あっという間でした)

沙羅さんから聞いたのですが、
「千手観音」の演目は、
関係者が神の啓示を受けたかのように思い立ち、
演目に提案されたものらしいです。

人々の心がすさみきっている現代、
まさに今このときだからこそ、観音様が、
私たちの前へきてくださっているんだ、
と沙羅さんが話していましたが、
私の目の前に仏様の世界が広がっていました。

沙羅さんいわく
それもこの団員の方々にだからこそ
(真実を見る目、美しい心、
強くしなやかな心を持つ、
この団員の人々にだからこそ、ということでしょうか)
観音様は降りてこられているそうです。
沙羅さんの言葉を借りると
「千手観音の慈悲の思いがそこにある」。

開演最初の演目は「手話による詩」でしたが、
流れるような手話はまるで蝶の舞のようでした。
ナレーションで「お互いに手をさしのべあいましょう」
といった内容の言葉があったのですが、
「千手観音」を観て、千の手は、
苦しむ私たちを救おうとしてくださる観音様の手であるとともに、
人間自身の手でもあるんだな、と思わせられました。

私にさしのべられる周りの人々の手であり、
私が隣の人にさしのべることのできる手でもあるような気がしました。
違うかもしれませんが、公演を観て、
私にはそんな思いがしてなりませんでした。

また、ピアノ演奏「月光」。
自分の魂が極楽浄土につながったかと思う心地よさで、
永遠にその音色の中に浸っていたいと思うほどでした。

座席は正面から少し横にそれていたため、
「千手観音」を正面から観ることはできなかったのですが、
終演後、沙羅さんが話していたのですが、
どうしても正面から観たくて
通路に顔を出したり(脇が正面よりの通路だった)、
引っ込めたりしていたらしいのですが、
気がつくと踊り手たちが
舞台袖へ帰りはじめてしまったぁ~とのこと。

演目の時間は短いため、
これから、公演に行かれる皆様は
どうぞ瞬きを惜しみつつご鑑賞くださいませ