【平成二十二年九月】の定例法話会・テキスト
ゆらぐ『長寿国日本』の実体と虚実
≪我が国は、近隣諸国から『嘘の長寿国ジャパン』と囁かれ始めている≫
長年にわたって世界一と言われてきた「長寿国日本」で驚くべき実態が明らかになり、しかも、所在不明の高齢者の生死と、その年金を家族が不正に受け取っていた事実には、今、NHKの朝の連続ドラマで話題の「ゲゲゲの女房」の鬼太郎もネズミ男も、さぞやびっくりしているのではないかと思います。
このように、幽霊年金の不正受給の事実がマスコミ等を通じて次々と明らかにされるに連れ、年金目当ての架空生存による身内の不正受給問題は、同時に日本人の平均年齢をも引き上げることになり、すでにこの世に生存していない筈の嘘で固めた架空幽霊長寿高齢者に対する不正年金受給問題として、赤字に悩む年金に重くのしかかり、その上、この架空幽霊人口が次々と明るみに出ることで、結果として世界に誇る長寿国日本の長寿社会の実質生存高齢者の実勢調査問題が先行きその信頼性が心細くなってきました。
そこで、日本の役所はこの財政難の中、リストラ、給料カットに増税の話までちらほら総理のロから漏れてくる中で、不景気と必死で戦っている国民の生活や我慢はそっちのけで、自分達だけは、役人の特権の上に『ドッカリ』胡座(あぐら)をかき、公僕である筈のお前達は何を考えているのか、この事実きちんと把握できないような担当者は、職務怠慢税金泥棒と、日々重税の重みに苦しみ頭に来ている国民から見れば、現実の不況の中、日々のストレス発散、鬱憤(うっぷん)晴らしのターゲットにして、ささやかな溜飲を下げていたところ、何と地中海の風光明媚で歴史的にも民主主義の発祥の地とも言われているギリシャでまで、まさかの幽霊人口の存在が発覚したのです。まさに『ギリシャよ、お前もか!』と、言うべきで、今や≪EU諸国≫のお荷物的存在となりつつあるのかも知れません。
少しややっこしい話になりましたが、このように≪ウソ≫が大手を振って罷り通るようになりますと、≪ウソも方便≫と云う言葉が頭に浮かびます。
しかし、その前に先ず人間のように「ウソ」をつかない≪鷽(うそ)≫と云う鳥が居ることを皆さん御存じでしようか、この≪鷽(うそ)≫と云う鳥は、俗に、雄を「テリウソ」、雌を「アメウソ」と云うそうで、山地の樹林にすみ、鳴き声は口笛に似て悲調を帯び、飼育されることが多いそうです。
ところで、この≪鷽(うそ)≫と云う鳥について『世界宗教大事典』によると、太宰府天満宮で1月7日に行なわれる≪鷽替(うそか)え≫神事(しんじ)という行事があって、夜、明かりを消した境内で参詣者どうしが木製の≪鷽(うそ)≫を交換し合うもので、中に神社から出される金の≪鷽(うそ)≫が混じっていて、それを替え当てた人は幸運を得るとされている。年間の不幸を≪鷽(うそ)≫と共に神社に納めようとするものである。尚、京都の北野神社・大阪の天満宮・東京・亀戸天神などにも類似の行事があり、1月25日に行なうところもある…。とありますが、いずれにしても私達人間も≪鷽(うそ)≫に対し恥ずかしくないように生きたいものです。
そこで、そろそろ話を前に戻しますと、先に挙げた≪ウソも方便≫と云う言葉は、一般的には自分の都合の良いように≪ウソ≫で人をたぶらかす意味に使われていますが、本来は仏教用語であり、その意味は『衆生済度(しゅじょうさいど)』と云って、衆生を救うための仮(かり)の教えであり、サンスクリット語では≪導く≫と言い、般若心経にも『度一切苦厄(どいっさいくやく)』とあるように、単に≪度(ど)≫と訳すこともあります。いずれにしても、この≪方便≫と云う言葉は、人々を正しい道に導くためだけに用いる『仮の教え』であって、決して人を利用したり、だましたりするための言葉ではないことを、くれぐれも肝に銘じておきたいものです。
こう書いているうちに、『嘘を見破る質問力』と云う日本実業出版社刊行の荘司雅彦弁護士の書いた書物に出会いました。その中の『男性の嘘、女性の嘘』と云う項に≪嘘についての男女差≫と云う部分があります。その中には多少女性に誤解を与えそうな部分がありますが、実際には女性の立場を擁護する内容ですので最後まで我慢しながら辛抱強く読んでください。
そこで、その本文の中から少し抜粋しながら次のように書いてみますと…。
先ず『嘘についての男女差』ですが、そこには≪実際には男性と女性では、嘘の上手さ、見破り方などがまったく異なる≫と云っても過言ではありません。
男女平等の世の中で、このようなことを書いては大変なバッシングを受けるかも知れませんが、正確な情報をお伝えし、読者のお役に立てるようにすることが本書の役割であると私は信じています。
そこで、あえて申し上げます。≪女性は、男性よりもはるかに嘘が上手です≫
これは、何百人という男女を見てきて、また、法廷で何度となく男女を尋問してきた私の経験からすると、間違いのない事実です。
次に≪女性のほうが嘘が上手な理由≫です。
では、どうして女性は男性よりも嘘が上手なのでしょうか…? これは、あくまで私の仮説ですが、腕力こそ男性のほうが女性より強いものの、≪生命力という点では、女性のほうが男性よりも圧倒的に強い≫ということが原因ではないでしょうか…。例えば、雪山で遭難しても女性のほうが生き残ることが多いそうですし、寿命が長いうえ、いつまでも元気なのは、女性のほうです。
これは、おそらく、生物学的に、女性は「出産」という大仕事に耐えられるだけの生命力が遺伝子的に与えられ、それが心身の強靭さに反映されているのではないでしょうか。おそらく、男性の生命力では、「出産」のときの苦しみにはきっと耐えられないでしよう。
以上の例は、私(著者・荘司雅彦氏)が経験したほんの一部です。
ところで、念を押すようですが、私は決して女性が悪い、などと述べているわけではありません。単に、男性からは想像できないくらい、女性は「嘘が上手い」いう厳然たる事実を示したに過ぎません。腕力で男性に劣る女性が、奸智(かんち)で男性に秀でていたとしても、それはそれで、五分五分なのかもしれませんね。
また、私(著者・荘司雅彦氏)は決して「女性は嘘つきでずるい」などとは思っていません。腕力に勝る男性の暴力は、時として被害者女性の人生を狂わせてしまう程の精神的後遺症を残すものです。それに比べれば嘘で対抗するくらいまだまだ…というのが、私(著者・荘司雅彦氏)の偽らざる心境です。
次は≪目は口ほどにものを言う≫と云う例です。
この本の著者・荘司雅彦氏によれば、人間は嘘をつくときは無意識のうちに、瞳孔(どうこう)が開くのだそうです。そして、『ただ一つ、目から真偽(しんぎ)を導く方法として「瞳孔(どうこう)」を観察することです。 』と書いておられますが、さらに、瞳孔の動きという点から考えると、女性は嘘をつくときに相手と目を合わせる傾向が強い、という心理学の実験が出ているそうです。もちろん、目を合わせてきたからといって、その女性がすべて嘘をついているわけではありません。
ともおっしゃっていますので、≪念のため、一言申し添えておきます…。≫
その証拠に、振り込め詐欺の犯人は、大部分が男性で、被害者は圧倒的に女性が多い。と云うことは、女性は嘘が上手かも知れませんが、半面、嘘にも弱いと云うことを付け加えて置かねばならないでしょう…。さらに、嘘と思い違いは、ごくごくプライベートな領域から、世間の耳目を集める公的な場面まで、極めて頻繁(ひんぱん)に登場する。と、云いこの本の著者・荘司氏は最後に、親しい友人や家族に何枚かのまったく内容の異なった写真を見せながら、相手の瞳孔(どうこう)の変化を秘かに観察してみるのも面白いでしょう。と、締めくくっています…。
さて、ここで今月のお話しを終わろうと考えていたところ、どうしても終われない題が起きてしまいました。それは、皆さんもすでに御存じの、本来犯罪を起こしたかも知れない被疑者の≪ウソ≫を取り調べるべき立場で、しかも、犯罪者として起訴するかどうかの権限まで持っている検事が、こともあろうに押収した資料の中の「フロッピー・ディスク」の重要な部分を自分達の想定した事件に都合の良いように書き換え、厚生労働省の元局長に対する事件を、自分の描(えが)いた筋書き通りに進めて、元局長を犯人に仕立てようと立件した、大阪地検の特捜検事による、押収資料に対する改竄(かいざん)事件で、これは検察庁と云う立場から考えてみても、絶対にあってはならない行為で、さすがの≪鷽(うそ)≫もびっくりで、今ごろ目を白黒させながら開いた口が塞がらないと言っているかも知れません。
そこで、最近とみに≪ウソ≫と駆け引きで塗り固められた感のある『日中』間の問題について、日中の真実について加藤英明氏と「元中国人」石平氏による対談集『ここまで違う日本と中国』を読むと納得する、例えば≪公≫を大切にする日本と≪私≫しかない中国である。この対談のお二人は「論語」にある≪父親が羊を盗む話≫をあげて説明しています。それは、ある人が孔子に「友人は正直者で父親が隣の人の羊を盗んだことを知って、父親を告発しました。」と告げました。すると孔子は怒りました。「何よりも、考が大事だ。父親がどんなに悪いことをやっても、外に言ってはいけない‥・」と。これについて石平氏は「孔子は≪公≫を無視している‥・」と言う。これとは反対に中国とは別の儒教を作り上げた日本人は、≪孝≫よりも≪公≫に尽くし≪忠≫を重視してきたという。
例えば、何事か起きると、日本人が「相手に悪い」と思うのに対して中国人は「相手が悪い」と思うのだそうです。明らかに≪公≫と≪私≫の精神の達いではないかと云う。
そう考えると、沖縄の尖関諸島(せんかくしょとう)沖での中国漁船衝突事件での中国側の態度の、ゴリ押し、理不尽で身勝手な対応はよく分かる。
それは、現場が日本領海であるとか、国際社会の秩序に従うといった≪公≫の気持ちはさらさらない。ただ自国の船を守り、日本への恨みを晴らす≪私≫の規準で騒ぎ、日本を恫喝しているのです。以上産経新聞の(9/22)Kコラム『産経抄』と関連書籍を参考にしました。
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